Emulator Enhancer と ViBE をアップデート

 バーチャルボーイエミュレータ「ViBE」とエミュレータ用のプラグイン「Emulator Enhancer」がアップデートされました。『Emulator Enhancer をv2.3.2にアップデートしました。このリリースの主な変更はeSellerateライブラリのアップデートです。それは私の登録ユーザーが経験した幾つかのマイナーな問題を修正します。また、新しいビルドは8つ以上の保存用ゲームフォルダのサポートを追加します。次のBSNESアップデートで必要となる変更で、うまくいけば次週リリースされるでしょう。このアップデートが MacOS X 10.4 (とそれ以下) ともう互換性がない点に注意してください:それはAppleのせいです!
 一方、ViBE は最後のゲームと言われる「Bound High」をサポートするために、再び更新されました。また私は3Dグラスを使わずにプレーしたい人の為に、片目のみをレンダリングするサポートを追加しました。』との事。

Link 【Richard Bannister】

ViBE 11回目のアップデート


 
 任天堂バーチャルボーイエミュレータ「ViBE v1.0b11」がリリースされました。『任天堂バーチャルボーイの早期終焉は、かなりの数の有望なゲームタイトルが試作段階のまま普及しなかったことを意味しました。これらのほとんどはおそらく決して日の目を見ないでしょう。私は今晩、Bound High の2つのバージョンが最近インターネット上に現れたのを発見し興奮しました。両方とも bad dump(不完全なデータ)ですが、私はちょうどそれらをプレイできるViBEの新しいバージョンをリリースしたところです。楽しんでください!』との事。起動にはMacOSX10.5以降が必要です。

Link 【Richard Bannister】

sixtyforce 0.9.5 beta 1 リリース


 
 Nintendo64エミュレータ「sixtyforce 0.9.5 beta1」が久しぶりにリリースされました。2008年の9月頃「新しいベータ版を直ぐに出す!」とか言ってたんですが、ずいぶんずれ込んでしまいましたね。
『Gerrit の誕生日… を祝う sixtyforce 0.9.5 beta1 がリリースされました!
このバージョンには、ほとんど全てに大幅な改良があります。改良されたCocoaインタフェース、より良いグラフィックの互換性、より良いエミュレーションの互換性、改良されたサウンド。さらに Intel Mac用に新しいサウンドプラグインが含まれています:Azimer Audio 0.55.1
 このバージョンはかなりテストされました、しかし何かバグを見つけたならそれらを必ず送ってください。』との事。

Link 【sixtyforce】

openMSX Builder サイト


 
 MSXエミュレータ「openMSX」の最新ビルドを公開するサイトができました。現在、最新の openmsx-0.7.2-11375 がダウンロードできます。しかしPowerPC環境ではウインドウモードでカラーがおかしくなりますね…(フルスクリーンモードでは問題なし)。

『openMSX.FiXato.net へようこそ。ここであなたはMac版openMSXの最新ビルドとopenMSXデバッガを見つけることができるでしょう。これらは毎晩、直接 SourceForge のSVN置き場から自動的にビルドされます。
 今のところあなたはMacOSXビルドを見つけることができるだけですが、Vampier氏の援助によって私たちは結局ここでWindowsビルドをリリースしています。新しいビルドがいつ出たのかを直ぐに知りたいと思うなら、Twitterの@openMSX_Builderをフォローしてください。
 またopenMSX Builderプロジェクトに貢献することもできます。git://github.com/FiXato/openMSX-builder.git からソースを入手、またはプロジェクトをフォークして変更をコミットしてください!
 私はこのプロジェクトでMacユーザーがopenMSXのアップデートをより簡単に持てるようにすることを望んでいます、それらが公式にリリースされる前に「Reverse Replay」のような新しい機能を楽しむことができます!
 また、もしopenMSXでバグに遭遇した場合、必ずチェックアウトしたBugtrackerを確認してください、そしてそれらがまだ報告されていなければそれらを報告してください。』との事。

Link 【openMSX Builder】

Mac版 Dolphin Emu

 GAMECUBE / Wii / Triforce エミュレータ「Dolphin」のMac版がリリースされていました、いつの間に… オフィシャルサイトの DOWNLOADS ページからビルド済みの v2.0 RC1 がダウンロードできます。

『Dolphin は GAMECUBE、Wii、Triforce (GAMECUBEベースのアーケード基盤) エミュレータです。ゲームキューブの互換性はOKです ─ たくさんのゲームが動いたり動かなかったりします。また Wiiの互換性も良いです ─ 多くのゲームが動作しています。しかしながら Wiiエミュレーションは通常ゲームキューブエミュレーションより少し多くのCPUパワーを要求します。Triforceの互換性はまだ本当に分かっていません、しかし少々不具合がありますが少なくとも1つのゲームが動作します。』との事。
 
システム条件
・Windows XP以上、Linux、MacOSX (Intel)
・SSE2を搭載した最新のCPU。スピード増強の為にデュアルコア。
・Pixel Shader 2.0 対応の最近のリーズナブルなGPU、またはそれ以上。nVidia か ATI が良いです。インテル・インテグレーテッドチップでは機能しないでしょう。
・詳しくは http://forums.dolphin-emu.com/thread-4.html を見てください。
 
Link 【Dolphin, the Gamecube and Wii emulator – News】
   【dolphin-emu – Project Hosting on Google Code】

Jum52アップデートと今後のBSNES


 
 ATARI 5200エミュレータ「Jum52 v1.1.0」がリリースされました。先日Windows版がアップデートされたので、それに合わせた更新のようですね。起動にはOSX10.5以降が必要です。

『Jum52はWindowsへの最新バージョンと同期するためにアップデートされました。主な新機能はセーブステート、PALタイミング、およびボイスエミュレーションのサポートです。このアップデートが現在OSX10.5以降を必要とすることに注意してください。
 その他のニュースでは、私にはある様々なコンパイラ問題を解決することが可能であると仮定して、BSNESの次のバージョンはMacで私によってリリースされる最後のバージョンになると思います。Byuu氏(BSNESの開発者)は完全な最新コードが欲しい人の為のスタンダード版となる彼自身が作成したMacポートを持っています。私は、私の最終リリースを皆が満足するものになることを望んでいます。このスペースを見てください。』との事。

 現在 Byuu氏のサイトで「bsnes v061」がリリースされていますが、コンパイルに GCC 4.4.0 以降が必要なのでXcodeを使用したOSXではビルドできないそうです。

Link 【Richard Bannister】【byuu’s homepage】

Genesis Plus v1.3.1 リリース

メガドライブエミュレータ「Genesis Plus v1.3.1」がリリースされました。

『BSNESへの新しいアップデートが私が思っていたよりも困難であると判明したので、さしあたり私はGenesis Plusのアップデートをリリースします。唯一の新しい機能は Game Genieチートコードのサポートです。このアップデートは現在 OSX 10.5 以降を必要とします。』との事。

Link【Richard Bannister】

Snes9x 1.52 リリース

スーパーファミコンエミュレータ「Snes9x」が久しぶりにアップデートされました。Intel Mac上での問題が修正されてますね、あと内部変更により以前のセーブステートファイルが使えなくなりました。

重要な通知:セーブステート (または snapshots / freeze ファイル) 構造は旧バージョンと互換性がありません! Snes9x1.52 は1.51またはそれ以下で作成されたセーブステートを読み込む事ができません。

・非常に精確な SPC700 と S-DSP エミュレーション。
・APUエミュレーションコア (SPC700とS-DSP) をBlargg氏のSNES_SPCライブラリによって提供されるものに変更。これはセーブステートを旧バージョンと非互換にします。
・SPC7110 エミュレーション。
・bsnesのSPC7110エミュレーションコードと統合。「天外魔境ZERO」の.rtcファイルが旧バージョンと互換性がない事に注意してください。
・グラフィックパックのサポートを削除。それはもう必要ありません。
・2台のエミュレーターの間で.rtcファイルの良い互換性を保つため、bsnesの一部のS-RTCエミュレーションコードに置き換え。その結果「大貝獣物語2」は現在.rtcファイルを出力します、そして.srmファイルは旧バージョンと互換性がありません。
・DSP-2、DSP-4、ST-010、OBC1 でのセーブステートサポートを追加。
・UPSサポートを追加。
・DSP-4 AI 問題を修正。
・C4とOBC1コードの無効なメモリアクセスを修正。
・BSXコードの無効なメモリアクセスを修正。
・$213e、$4210、$4211 の値の読み込みを修正。
・メモリ空間におけるword値の書き込みを修正。
・一旦何らかのSA-1ゲームが開始されると不要なSA-1エミュレーションが続けられるバグを修正。
・古いカラーブレンディングコードを削除。
・とても古いSnes96とZSNESスナップショットサポートを削除。
・コマンドラインオプションをアップデート。
・コードのクリーンナップ。
・Mac:Intel Macでスクリーンショットが壊れる問題を修正。
・Mac:Intel MacでのQuickTimeムービー出力で突然失敗する問題を修正。
・Mac:サウンド設定を新しいAPUコアに変更。
・Mac:Snes9xが’アプリケーションサポートフォルダとして探すデフォルトフォルダーを変更。
・Mac:フォルダー名を変更:「IPSs」->「Patches」、「BIOSs」->「BIOSes」
・Mac:Blargg氏のntscフィルタを追加。
・Mac:LeopardとSnow Leopardのための内部変更。