Virtual Jaguar r391 をコンパイル


 
 Virtual Jaguar のRC版(r391)がリリースされていたのでコンパイルしてみました。致命的な問題がない限りこのバージョンが v2.0.0 としてリリースされるとの事、主な更新内容は以下の通りです。

Virtual Jaguar v2.0.0 GCC/Qt
・GUIをQtに切り替えました。そして多くの善びがありました。
・ZIPアーカイブ内からファイルを引き出す検出コードを追加しました。これが何を意味するかと言うと、現在あなたはROMのZip内部に ラベル、ボックスアート、オーバーレイの様なROM以外のファイルを持つことができるということです。詳細についてはREADMEを参照してください。
・様々なユーザビリティの改善(ここで挙げるには多すぎる)。
・ジャガーコアの様々な互換性の改善(ここで挙げるには多すぎる)。

 コンパイルには GCC v4.4.x、SDL v1.2.14、zlib v1.2.5、libcdio v0.82、OpenGL、Qt 4.7.3 以上のライブラリが必要。Qtライブラリが219MBもあってかなり大変そうですが、Mac用のインストーラーが付いていたのでインストールは簡単にできました。Virtual Jaguarのコンパイルも普通にターミナルから make するだけです。コンパイルは2分くらいで終了、app形式のパッケージファイルが出来上がるので、起動はダブルクリックするだけでOK。幾つかのソフトを試してみましたが、サウンドがビリビリする以外は特に問題なく動作しているようです。なおサウンドはデフォルトでOFF状態になっているのでPreferenceの「Enable DSP」をONにしてください。

Link 【virtualjaguar】【Qt – Cross-platform application and UI framework