Yabause v0.9.14 リリース

Yabause0914

 セガサターン発売20周年記念!ということで Yabause v0.9.14 がリリースされました。前回は画面がチラついてゲームになりませんでしたが、今回は「OpenGLのビデオコアは現在壊れて無効になっています、最近のMacを使っているならsoftwareコアでも問題無いだろう」とのこと。 更新内容は以下の通りです。

『君たちのどれくらいが知っているのか分からないが、セガサターンが日本で最初に発表された時から 2014年11月22日で20年を迎えます。したがって私たちはお祝いにバージョン0.9.14をリリースすることにしました!お楽しみください!』

一般:
   – bin/cueファイルにbinが見つからないときのクラッシュを修正。
   – 繁体字中国語の翻訳を追加。
   – 日本語の翻訳を追加。
   – ロシア語翻訳を追加。
   – ドイツ語の翻訳を更新。
   – メイン・エミュレーションコードにインラインSH2アセンブラ機能を追加。
   – 多様なメモリリーク/初期化されていない変数を修正。
   – スタナー/バーチャガンエミュレーションを追加。
   – USB Dev カートリッジエミュレーションを追加。
   – SDL2のサポートを追加。
アンドロイドポート:
   – Androidポートにスクリーンショット機能を追加
エミュレートされるBIOS:
   – HLE BIOSを使用した場合、スレーブSH2からSCUマスクを変更しようとするゲームのためのワークアラウンドを修正。「輝水晶伝説アスタル」を修正。
GTKポート:
   – 潜在的なリークまたはクラッシュを避けるため、解像度設定に特別なチェックを追加。
MacOSポート:
   – OSX用のXcodeプロジェクトにいくつかの修正
   – 新しいOSX SDKでコンパイルした場合、フルスクリーンモードを修正
QTポート:
   – メモリ転送機能を使用したとき、coff/elfファイルが選択できなかった問題を修正。
   – QTボリュームスライダーが起動時に保存された値を示さなかったバグを修正。
   – マウスが動いていないとき、必要に応じて自動的に隠す
   – GUIにインラインアセンブラを追加。
   – マウスエミュレーション処理を改訂、感度設定を追加。
   – その他の修正
ドリームキャストポート:
   – コンパイレーションを修正
ビデオ:
   – Y座標の増加が特定セットの状況下で、初期化されていなかったバグを修正。「Radiant Silvergun」ではOpenGLレンダリングを使用してハングを修正する必要があります。
   – スペシャルカラー計算モード2を修正
 
 
LINK【Yabause – Sega Saturn Emulator

Yabause v0.9.13 リリース

yabause0913

 サターンエミュレータ Yabause v0.9.13 のMac版がリリースされました。Yabauseが誕生してから今年で10周年だそうです、おめでとうございます。プレステに比べてサターンのエミュレータ開発はかなり難航してますね、未だにまともに動くサターンエミュが無いのが残念なところです。さてMac版 Yabause v0.9.13 ですが、うちの環境では画面がチラついてまともにゲームが出来ませんでした、サウンドだけは正常に鳴ってます。Video Core を「OpenGL」から「Grand Central Dispatch Software Core」または「Software Video Core」にすれば少しは改善するゲームもあるようです。今回の更新内容は以下の通りです。

 
0.9.12 – >0.9.13
一般:
   – Carbon、PSP、Wii、Windowsポートを削除
   – autotoolsベースのビルドを削除
   – autopackageを削除
   – mdf/mdsイメージのサポート
   – サポートされていないcueファイルを拒否するセーフガード
   – CD+Gのサポート
   – “manual mode” を改善
   – 16BPP出力でYabauseをビルドすることを可能にした
   – SDLジョイスティックコードでHatスイッチをサポート
   – GDBスタブ
   – BIOSエミュレートを改善
サウンド:
   – SCSPコアによって歪んだCDオーディオ問題のほとんどを修正
ビデオ:
   – ソフトウェアレンダラの改良(透明性、フレームスキップ)
QTポート:
   – メモリエディタと検索
   – SH2デバッガの改良:バックトレースのサポート、ステップオーバー、ステップアウト
   – 無限ループトラッキング
   – 設定を変更する度にエミュレーションを再起動しない
   – Qt5 と SDL2 によるYabauseのコンパイルができる
   – Logウィンドウを非表示にすることができるようになった
   – ウィンドウの位置を保存して復元する
   – アプリケーションディレクトリ内の.iniファイルを使用できる
   – マウスと3Dコントロールパッドのサポート
   – ドライブ作成と言語設定をよりユーザーフレンドリーにした
   – 現在フルスクリーンに変更する際に解像度もアップデートする
   – ショートカット編集

 
LINK【Yabause – Sega Saturn Emulator

サターンエミュレータ Yabause 0.9.12 リリース

yabause0912

 サターンエミュレータの Yabause 0.9.12 がリリースされました、前回のリリースから約1年と2ヶ月ぶりの更新です。バーチャファイター2が動いた!と思ったらスタート後にそのまま沈黙… 少しは進歩したかな?(^^; 更新内容は以下の通りです。

一般:
 ・ダイナミックリコンパイラへの修正
 ・dynarecにARMv5をサポートを追加
 ・新しいOSDシステム
 ・Windows上で簡単にコンパイルできるようにする “built-in” DDKを追加
サウンド:
 ・SCSPとSCSP2の両方の改善/修正
ビデオ:
 ・OpenGLレンダラへの重要な改良
 ・ソフトウェアレンダラへの重要な改良
 ・レジスターエミュレーションをいくつか修正
 ・ソフトウェアレンダラのライン描画関数を改良
 ・エンディアン性のバグを修正
Cocoaポート:
 ・「ロードイメージ」機能を追加
 ・リサイズのバグを修正
Qtポート:
 ・VDP2レイヤーを切り替えるショートカットを追加
 ・ミュートサウンド機能を修正
 ・現在、「フルソフトウェア」モードでQtポートをコンパイルすることができます
 ・オートスタートオプションを追加、デフォルトでは無効です
 ・現在、configファイルのXDGに対応した場所を使用します
 ・Qtポートにデバッガを追加
 ・ DirectXコアは現在Qtポートで使用できます
 ・チート検索機能
 ・ツールバーとメニューを表示/非表示にするオプション
 ・パッド設定に「閉じる」ボタン

Link 【Yabause – Sega Saturn Emulator
 

サターンエミュレータ Yabause 0.9.11

 サターンエミュレータ Yabause 0.9.11 のMac版(コンパイル済み)がリリースされました。
前回のリリースから約2年半ぶりの更新ですね、ちょっと試してみましたが相変わらず動かないゲームは今回も動きませんでした。 更新内容は以下の通りです。

一般:
・現在デフォルトのビルドシステムとしてCMakeを使用します
 今のところ autotoolsベースのビルドと「カスタム」ビルドシステムはまだサポートされます
・新しいCocoaポート
・x86とARM用のダイナミックリコンパイリングSH2コアを追加
・新しいSCSPの実装
・yabause-rrチームからソフトウェアレンダラーのメジャーアップデート
・キャッシュからの実行を許可するオプションを追加
・OpenGLレンダラーの改良
Carbon ポート:
・改善
GTK ポート:
・フレームスキップ/制限 を 有効/無効 にするコマンドラインオプションを追加
・セッティングに フレームスキップ/制限 のコンフィグを追加
・--autoload コマンドラインオプションを追加
PSP ポート:
・メディアエンジンCPUのサポートを追加
・PSPポートの改善
Qt ポート:
・コマンドラインサポートを追加
Wii ポート:
・wiibrewフォークから主にSH2エミュレーションに関連する幾つかのものを結合
Windows ポート:
・XBOXコントローラードライバーを修正
・「open iso then cancel bug」を修正
 
Link 【Yabause – Sega Saturn Emulator