GameBoy エミュレータ zBoy 0.60

zboy060
 マルチプラットフォーム(Linux/Dos/Windows)用 GameBoy エミュレータ zBoy 0.60 がリリースされました、「その他のプラットフォームでもコンパイルできるだろう」と書いてあったのでMacでコンパイルしてみました。Mac用のMakefileは用意されていないので Linux用の Makefile.linux をそのまま使用します。(コンパイルにはgcc/SDL2ライブラリが必要です)

make -f Makefile.linux

 コンパイル成功、ゲームも起動できました。サウンドが鳴ってませんがまだ未実装なのかな?
詳しくは付属の説明書「zboy.txt」をお読みください。
 

Link 【zBoy – GameBoy emulator

X68kエミュレータ XEiJ 0150330

XEiJ_0150330
 
 Java製 X68000エミュレータ XEiJ 0150330 リリース、サイトのアドレスが(http://stdkmd.com/xeij/)に変わったようです。Ver0.15.03.30 から『推奨する Java SE のバージョンを 8u40 (1.8.0_40) 以上に更新』ということで、MacOSXの最新版 Java バージョン8更新40(ビルド1.8.0_40-b26)で起動できるか試してみました。

java8

 無事起動しました、動作が不安定なのかサウンドが波打ってますが問題なさそうです。

Link【XEiJ (X68000 Emulator in Java)

X68000/30 エミュレータ XM6i ver 0.42

XM6i_042

 昨年末に XM6i v0.42 のMac版がリリースされていました。 久しぶりに起動してみたところ直ぐにエラーが発生して落ちてしまいます… あ、そういえば i386アーキテクチャでコンパイルされたSDLライブラリが必要なんでした。こういうのは Framework を使うか静的リンクして欲しいですね。 次に、新しいフォルダから起動しようとすると…「パスが間違ってるよ〜」というダイアログが出たので、初期設定ファイル(~/Library/Preferences/xm6i Preferences)を削除して再び起動、なんとか起動することができました。X68kは個人的に大好きなので応援したいエミュレータです。

Link 【XM6i – クロスプラットフォーム X68000/X68030 エミュレータ

CocoaMSX 1.35 リリース

cocoamsx135
 
 MSXエミュレータ CocoaMSX 1.35 がリリースされました、ジョイスティックを使用するとアプリケーションがクラッシュする問題が修正されたようです。更新内容は以下の通りです。
 
・ジョイスティックの安定性を改善しました。
・Insert メディア…ダイアログでファイルフィルタを無効にするオプションを追加。
・Insert Cartridge…ダイアログでカートリッジタイプの選択ができるようになりました。
・カートリッジ、ディスク、カセットのメニュー項目に ”Insert Recent Media”(最近使用した項目)を追加。
・エミュレータウィンドウがアクティブになっている場合はスクリーンセーバーを抑制。
・ハードシステムリセットを実行するためのオプション – MSXメニューが開いているときにオプションを押したままにする。
 

Link 【melllvar/CocoaMSX·GitHub

higan v093 の起動方法

higan093
 
 Nintendoマルチシステムエミュレータ「higan v093」のコンパイル済みMac用バイナリがリリースされていたので起動してみました。ちょっと起動方法がややこしいので記載しておきます。

 
higan v093 の起動方法 (MacOSX10.9で動作を確認)

 
1. higan v093 (Mac OS X 64-bit) を byuu’s homepage からダウンロード
 Higan+v093.dmg をダブルクリックしてマウントする

2. higan-v093-accuracy.app [精度重視]
 higan-v093-balanced.app [バランス重視]
 higan-v093-performance.app [パフォーマンス重視]
 の3つをアプリケーションフォルダにコピーする
(Drag Apps Hereフォルダにドラッグ&ドロップすればコピーできる)

3. libananke.dylib を /usr/local/lib/ にコピーする
(Drag Libananke Hereフォルダにドラッグ&ドロップすればコピーできる)

4. higan-v093を起動する(3つの.appの内どれでもいい)
 メニューの higan – Preference を開く
 Settingsウインドウの Advanced で「Game Library Path」を設定する
(/Users/Jazzin/Emulator/SUPER FAMICOM/Higan v093)など、どこでもいいです
 ここのフォルダにインポートされたゲームデータが作られます。

5. higan-v093 を終了
 メニューの higan – Quit higan で一旦終了します

6. ユーザーのアプリケーションサポートフォルダにhiganフォルダが作成されます
 /Users/Jazzin/Library/Application Support/higan
 このフォルダの中に「Video Shaders」フォルダと各sysファイル(BIOS)を入れてください。

7. 各sysファイル(BIOS)はhiganのソースファイルの profileフォルダにあります
 higan v093 (GPLv3 source) をダウンロード
 higan_v093-source/profile/Famicom.sys
 higan_v093-source/profile/Game Boy Advance.sys
 higan_v093-source/profile/Game Boy Color.sys
 higan_v093-source/profile/Game Boy.sys
 higan_v093-source/profile/Super Famicom.sys
 を ~/Library/Application Support/higan にコピーします。

8. higan-v093を再び起動
 メニューの Library – Inport Game… でゲームROMをインポートします
 インポートされたROMは メニューの Library -(各エミュレータ)から
 選択してプレイできるようになります。

 
Link:【byuu’s homepage ー higan

Mednafen 0.9.31-WIP リリース

HyperFighting
 
 マルチシステムエミュレータ Mednafen 0.9.31-WIP がリリースされました。今回は早かったですね、ほとんどがPS1への更新となっています。しかしver 0.9.30はどこへいったのやら? 主な更新内容は以下の通りです。
 

特に注目すべき変更点は次の通りです:

・実験的な CloneCD のCDイメージをサポート。CCD/SUB/IMGファイル名のベース部分は一致している必要があり、そしてファイル拡張子が(大文字または小文字のように)一致する必要があります。インターネット上で出回っている多くのCloneCDフォーマットのリッピングには使用できないゴミQサブチャネルデータがあります(私には分からないが、不完全なリッピングソフトウェアまたは不完全なドライブから)、それが検出されたときMednafenはそのようなRIPを使用することを拒否します(検出は保証されませんが)。
・PS1 CPUエミュレーションタイミング精度が向上:「ファイナルファンタジー タクティクス」「バトルアリーナ闘神伝」「ZERO DIVIDE」「NBAジャムエクストリーム」「タイニートゥーンアドベンチャーズ – Pluckyの大冒険」「Eldergate」「Ballblazer Champions」「とんでもクライシス!」の問題を修正。
・その他のPS1のバグ修正:「テトリス wish カードキャプターさくら」「Arcade Party Pak」「クラッシュ・バンディクー レーシング」の問題を修正。
・PS1 MDECデコーディング IDCTコードを最適化。
・PS1マルチタップエミュレーション精度を改良:マルチタップが有効になっているときに「テイルズオブ〜」ゲームが正しく動作します。
・PS1マルチタップ・エミュレーションが有効にされるときより多く認識させる為に、仮想ポートのマップ方法を変更。詳細については、PSXモジュールに含まれているドキュメントを参照してください。
・バーチャルボーイのノイズエミュレーション精度を改良:「Hyper Fighting」でデジタルサンプル再生を修正。
・コマンドラインオプション “-loadcd” は使えなくなりました、そしてコマンドラインオプション “-physcd” を追加。

 
Link 【Mednafen – Multi-system Emulator

PCSX-Reloaded 1.9.93 リリース

pcsx_r1993
 
 PlayStationエミュレータの PCSX-Reloaded が3年ぶりに公式リリースされました。非公式の最新ビルドが consoleemu.com から常にリリースされているのでちょっと盛り上がりに欠けますね、更新内容は以下の通りです。
 

1.9.93
このリリースは OSX版に対する多くの機能強化だけでなく、3年間の多くのバグ修正を含みます

全般
・SIO1サポートがデフォルトで有効になっています
・OpenALはサウンドプラグインにバックエンドすることができます
・GXVideoプラグインコードの除去
・マルチブロックセーブは正しくコピーされます

OS Xバージョン
・OSX版は10.7以降が必要ですので注意してください
・Application Support の PCSX-Rフォルダの配置は、PcsxからPcsxrに変更されました。Pcsx内にある全てのファイルをPcsxrへ移動してください
・Netプラグインは OSXに移植されました
・PeopsXGLプラグインは OSXに移植されました
・メモリカードのデータは、BIOSを介さずに変更することができます
・ホットキーはカスタマイズ可能です
・2つのサウンドプラグインがあります:SDLを使用するものとOpenALを使用するもの
 - 非推奨のCarbonサウンドマネージャを使用したMacOSXサウンドは削除されました
・SDL2はSDLサウンドとコントローラプラグインのために使用されます
・ゲートキーパー(GK)を怒らせないための自己署名

 
Link:【PCSX-Reloaded – Home

MSXエミュレータ CocoaMSX 1.3 リリース

cocoaMSX13

 MSXエミュレータ CocoaMSX 1.3 がリリースされました、更新内容は以下の通りです。 Macでゲームパッドがサポートされましたが、何か不安定ですね… 私の環境だと1分くらいでクラッシュして落ちてしまいます。

CocoaMSX v1.3 チェンジログ:
・Macでのゲームパッドサポート – ジョイスティック1/2としてそれらを利用するために、1〜2台のUSBコントローラを接続してください
・圧縮されたシステムROMセットのサポート
・ダウンロードシステムのエラー処理を改良
・バグ修正
 
Link 【melllvar/CocoaMSX·GitHub