X68000/30 エミュレータ XM6i ver 0.42

XM6i_042

 昨年末に XM6i v0.42 のMac版がリリースされていました。 久しぶりに起動してみたところ直ぐにエラーが発生して落ちてしまいます… あ、そういえば i386アーキテクチャでコンパイルされたSDLライブラリが必要なんでした。こういうのは Framework を使うか静的リンクして欲しいですね。 次に、新しいフォルダから起動しようとすると…「パスが間違ってるよ〜」というダイアログが出たので、初期設定ファイル(~/Library/Preferences/xm6i Preferences)を削除して再び起動、なんとか起動することができました。X68kは個人的に大好きなので応援したいエミュレータです。

Link 【XM6i – クロスプラットフォーム X68000/X68030 エミュレータ

X68kエミュレータ XM6i v0.39 を起動する

spaceharrier68k
 
 X68kエミュレータ XM6i v0.39 がリリースされたので、さっそく起動してみました。
『Mac版は音が出ません。Mac(SDL)版 は試験的にSDLライブラリとリンクして音がでるようになっています。』という事なので、Mac(SDL)版をダウンロード。
 アイコンをダブルクリックで起動、しかし直ぐにクラッシュして終了してしまいます。
コンソールで確認してみると…

xm6i: dyld: Library not loaded: /opt/local/lib/libSDL-1.2.0.dylib
xm6i: Referenced from: /Users/Jazzin/Emulator/X68000/XM6i-0.39/xm6i.app/Contents/MacOS/xm6i
xm6i: Reason: no suitable image found. Did find:
xm6i: /usr/local/lib/libSDL-1.2.0.dylib: mach-o, but wrong architecture

 というエラーが出ています。

/opt/local/lib/libSDL-1.2.0.dylib がロードされなかった! 適切なイメージが見つからない。
/usr/local/lib/libSDL-1.2.0.dylib を見つけた! でもアーキテクチャが違うよ!

 …って事かな? どうやらSDLライブラリがx86_64のみでコンパイルされてる為、起動できないようですね。仕方がないのでSDLライブラリをx86_64とi386のUniversalでコンパイルし直すことにします。

 SDL-1.2.15.tar.gz をダウンロードしてコンフィグ時に以下のオプションを指定します

./configure "CFLAGS=-arch x86_64 -arch i386" "LDFLAGS=-arch x86_64 -arch i386"

 後は make してインストールすれば完了、これで XM6i v0.39 が起動できました。サウンドもちゃんと出力されてます。
 

XM6i v0.38 がMacで起動できない

 X68000/30 エミュレータ XM6i v0.38 がリリースされました。しかし起動しようとすると…

[0x0-0xc60c6].xm6i: dyld: Library not loaded: /opt/local/lib/libXrandr.2.dylib
[0x0-0xc60c6].xm6i: Referenced from: /Users/Jazzin/Emulator/X68000/XM6i-0.38/xm6i.app/Contents/MacOS/../Frameworks/libSDL-1.2.0.dylib
[0x0-0xc60c6].xm6i: Reason: image not found

 エラーが発生してクラッシュします。v0.37までは正常に起動できていましたが、今回からFrameworksに内蔵されたlibSDL-1.2.0.dylibに必要なライブラリが足りないようです。リンクミスでしょうかね? MacPortsで必要なライブラリをインストールすれば起動できるかもしれません。
 
Link 【XM6i – クロスプラットフォーム X68000/X68030 エミュレータ