openMSX 0.10.1 リリース

openmsx0101

 MSXエミュレータ openMSX 0.10.1 がリリースされました。今回はアップデートが早かったですね、何か致命的なバグでもあったんでしょうか? Mac用にいろいろ改良された部分も多くあるようです、更新内容は以下の通りです。
 

 このリリースでは我々がv0.10.0で導入された、または既に長い間存在していた大部分のバグを修正します… それらについてはすみません、しかしほとんどは現在修正されたはずです。
 Mac上で非常に拡張された MIDIサポート(Grauwに感謝!)、OSDメニュー内でのハードディスクイメージのサポート、Extentionが終了する際のきめ細かなコントロール等のような幾つかの小さいながらも素敵な追加もあります。openMSXと一緒にカタパルト(私たちの使いやすいGUI)の更新されたバージョンもリリースされました。繰り返しますが、私たちは実際に今回いくつかの改善をもたらしました、主に相当なバグフィックス(主にセッティングタブ)を可能にする多くのコードクリーンアップ、それだけではなく実行中にカートリッジを変更してハードディスクをサポートする機能などもあります。openMSXの変更の詳細についてはリリースノートをお読みください。

 
openMSX 0.10.1 リリースノート(2014年5月1日)
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ここに全てのハイライトのリストがあります:

MSXデバイスのサポート:
・YM2413(FMPAC)のバグを修正、それはBPSテトリスで聞こえていた。
・SHARP/Epcom HB-4000 80カラムカートリッジの拡張機能を追加。

新規または改良されたエミュレータの特長:
・VDP(24) を許容するために save_msx_screen スクリプトを拡張。
・Visual StudioビルドでWAVファイル(例えばcassetteplayer)を使用するとクラッシュする問題を修正。
・32ビットVisual Studioビルドで、-doublesizeオプションを指定せずに動画を記録するときクラッシュする問題を修正。
・32ビットVisual Studioビルドで、scale_factor3とSDLレンダラを使用するときクラッシュする問題を修正。
・SCCビューアのOSDウィジェットで逆さまに表示される音波を修正。
・JoyTapが差し込まれたセーブステートをロードするときクラッシュする問題を修正

・パフォーマンスの向上:
 ・いくつかの改良によって起動時間を短縮。
 ・ハードディスクを使用する際のリバース機能のパフォーマンスを修正。
・破損したハードウェア構成XMLファイルの取り扱いを修正。
・TC8566AF FDC(例えばturboR)がクラッシュした時のMSXのクラッシュを修正。
・ハードディスクによるリバース時に起こりうるハングアップを修正。
・OSDメニューの水平ストレッチを変更する際のTclエラーを修正。
・OSD上でのエラーメッセージの表示を修正。

・Mac OS Xで MIDIサポート:
 ・Mac OS X上のMIDI出力を修正(一部のアプリケーションのために働いていなかった)
 ・ランニングステータスのサポートを追加。
 ・システムリアルタイムメッセージのサポートを追加。
 ・MIDI in のサポートを追加。
・Android 4.4上でのオンスクリーンキーボードの問題を修正。
・ゲームを対象としたコントローラー用にデフォルトキーバインディングを追加。
・OSDでキーボードのCtrlまたはShiftキーを押して B-control ボタンのマッピングを追加。
・各スロットカートとExtentionが終了する際の、きめ細かな制御を追加。
・dir-as-disk に片面ディスクドライブのサポートを追加。
・OSDメニューにハードディスクイメージのサポートを追加。
・本物の「Konami」と「Konami SCC」マッパーでサポートさるよりも大きなサイズのROMイメージが使用されている場合に警告を追加。

ビルドシステム、パッケージング、ドキュメンテーション:
・Windowsビルドを Visual Studio2013 に更新。
・250以上の不必要なインクルードを削除することでコンパイルを高速化。
・C ++11の機能をさらに利用。
・Tclを8.5.15にアップグレード。
・64ビットARM用のビルドサポートを追加。
・Mac OS Xのアイコンに256×256ピクセルのopenMSXロゴ画像と使用例を追加。
・最近のclangリリースとMac OS10.9 SDKによるstaticbindistビルドを修正。
・Mac OS X上で、もう「/usr/lib」のライブラリに対してリンクしません(フレームワークに対するリンクのみ)。これはデフォルトのSDKに対してコンパイルすることを可能にします。

そしてもちろん、いつもの様々なバグ修正。
 
 
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